ココロノカイテイ

読むこと、綴ることがとにかく好きです

めぐりめぐる 2024 01 13

年末に仕込んだ黒豆は冷凍したまま

それをやっと今日冷蔵庫に移してとかしてる

明日、食べる

義母が入院していたので、退院するのを待っていたのだ

ここ数年、届けると喜んでくれたので

明日はおせちに今回作らなかったホタテの佃煮も煮て、ついでに今夜作った肉じゃがも足して持っていってもらう

そういうお裾分けが嬉しいと言われたので、嬉しくて、楽しい

義母は貰うと嬉しいと言うけど、私は言われて嬉しいから、思い出して作る時も嬉しくて二度と嬉しい

多分だから、私の方が嬉しいんだ

嬉しいとか楽しいとかが巡り巡ることはいいなと思う

感情が楽しく円を描いて踊っているようで

 

明日、ホタテの佃煮、美味く出来るといいなぁ

願いながら眠る

嬉しいと眠る

屋根裏部屋の優しさ 2024 01 12

ねどこのそばに、りんごと、コップに入れたジュースと、キャラメル三こ、おいてやりました。

この家では、夜ねるときに、だれでもこれだけのものをもらうんです。

 

ムーミン谷の仲間たち』の中の「目にみえない子」の中の一部

おばさんからいじめられて姿をなくしたニンニがムーミン屋敷に迎えられた夜のこと

ムーミンママがニンニを空いていた東側の屋根裏部屋に案内して、寝床をこしらえてくれた場面

私はこの場面に本当に深い愛情を感じた

ムーミンの原作小説には色々考えさせられる場面があるんだけど、中でも印象強くて、不意に頭で繰り返されるのがこのニンニの話

ムーミンママってほんとに愛情深い

でも完璧でもなくて、他の話では心を病んでしまうような一面もあった

強いけど、弱い

弱いけど、揺るがない優しさが満ちてる

今日来たばかりの、傷付いて姿をなくした子にも、自分をさらけ出せない子にも、家族や他のみんなと同じ安らぎの場所と甘いお菓子の優しさで包んでくれる

特別でもなく、腫れ物扱いでもなく、同じ優しさ 

ニンニだけでなく、きっと子どもじゃないムーミンパパも同じだけもらってる

いつも、寝るときにかけられる愛情

初めて読んだ時、ちょっと泣きそうになった

羨ましいというより、なんだかこの世界を覗き込んでるのが嬉しくて

優しい世界が好きだ

見つけた優しい世界だ

屋根裏部屋の、静かなベッドの中で、ニンニはどれだけ安心したことだろう

 

たまに想像する

夜、ベッドの中で

特にこんな寒い冬の日々に

目を瞑って、その脇のテーブルにりんごとジュースとキャラメル3個を感じてみる

歯も磨いたし、夜中には何も食べないんだけど

無意味なそれを想像すると、でもやはり、幸せな気分になる

屋根裏ではない、屋根裏部屋で

寝入るまでのほんのひととき、幸せになる

例えばこんなことで少し、生きるのに息吐ける夜もある

誰のもとにもあるといいのに

りんごと、コップに入れたジュースと、キャラメル3こ

優しい寝床の隣にあるといいな

 

ほぼそれは呪いで 2024 01 11

無意識なのだろうけども

誰かの何かの物事に対して、暗い予想や懸念を心配の盾に隠してぶつける人が苦手

心配して言ってあげてる、の体で、なのがもう分かり合えないなと思う

そこに不安を植え付けてるだけだよな、と

それで解決する何かなんて見えない事柄なら、なおのことだ

もうそんなの呪いでしかない

不安にくくりつける呪いだ

 

誰かがもう決めた事柄なら、もう、余計なことは言うまいと思う

誰の人生?その人の人生だ

自分が言われたくないから、自分も言わない

意見なんて求められたら答えればいいんだから

 

なんてことをつらつら思う木曜日

母が不安植え付けるタイプなので余計に考えただけでイライラしてしまう自分に辟易もする

うちの母はわざとで、心配や不安にさせるのを潜在的に楽しんでいるのが、大人になってやっとわかったのだ

一緒に暮らさなくなって、楽になったのだった

愛情なんて目に見えない

見えないけど、あるだろうけど

見えない嗜虐心もあるんだ

例え本人が気づかずとも、あるんだから

ツライなら、逃げて欲しいし、私も逃げることにする

遠くにでも、近くにでも、逃げちゃって良いのだ

自分の人生なのだから

だからなおさらに 2024 01 10

あまり友だちが居ない

知り合い程度は居ても、本当に知り合い、なのだ

人数が大きくなると大切にしきれないのを性分として解っているから、人数に不満はない

寂しいとは思っても、出来ないものは仕方ない

不義理をする方が後味が悪いから

多分このまま、こんな感じで生きていくんだろうと覚悟している

 

そんなこんななので、私から友だちをやめることはまずない

人見知りで出来るのも稀有なことなのだ

でも今までに1人だけ、私から去った人が居る

家族構成やら出身校のレベルやらとにかく色々お互いコピーしたように似ている子だった

ただ向こうのほうが可愛い、という違いはあったけれども

付かず離れずで15年くらい、だっただろうか

わたしにとって、友だちとして、信じられない唯一のことをしようとしてきた

結局失敗していたし、成功する見込みはないな、と思ったけど

そこからはもう、私の心が他人より離れた

すーっと冷えた心はもう取り戻しようがないのだな、と、我ながら思った

 

そんな子が今もちょくちょく夢に出てくる

私が、私の方こそ、まだ気が引かれているのかもしれない

似てたから、分かり合えたけど

似てたから、違いを認められなかったんだろう

今も心に残るし、これからも残るんだろうな

冷えたままで、そのままで、カチカチになったまま、腐りもせず、とけもせずに

それだけで嬉しくなる 2024 01 09

初売りで買った百円の靴下をおろした

どこにでもありそうな、誰でも気軽に入れるような衣料品店

そういうお店が好きで、値段的にも、人を選ばない感じの気さくさも好きで、毎週寄ってしまうお店の初売りで見つけた靴下

青いチェックで、そうは見えないのに中が毛布みたいで、あったかくて、優しい

今日は1日、足もとが温かかった

ふんわりしていて、綺麗な青色のチェックで

それが1日嬉しかった

たった百円の品だけども、買った時良い品だ!と嬉しくて、履いた時あったかくて嬉しくて

あー、良い買い物したなぁと、また嬉しい

宝探しのような、あぁいうお店が本当に好きだ

今は洗濯中の青い靴下は、また明後日履こう

また嬉しいかもしれない、まだ嬉しいかもしれない

明日はまた違う幸せ探してみようか

青い靴下までの代わりに

しんしんひえる 2024 01 08

朝起きたら屋根の上に雪がうっすら

ここ最近は暖かかったから、不意打ち

雪降るほど寒かったかな?と思いつつ、過ごした今日は寒かった

こないだ手に入れたばかりのホットサンドメーカーを初めて使った

フライパン式のやつ

火で焼くと美味しい気がする、余計に

ハムとチーズ、挟んで焼いた

これはまたすぐ作りそう

 

なんの根拠もないのだけど、朝1番に、ヤカンで湯を沸かして淹れる紅茶の力がすごい

あったかポットのお茶の、数時間越しの温かさとは何か違う気がしている

私は勝手にそれを、火の力、だと思ってる

根拠もないし、科学的でもないけど

勝手に信じてる身体が、上手く反応してるんだろうな

こういう勝手に信じることはポジティブものに限ります

どうせなら良い方が良いから

悪いのは要らないから

ぱらぱらめくる 2024 01 07

七草粥の日だけど、今日食べたのはトーストとチーズとナッツ、バナナ、あと野菜入り出前一丁

七草粥、去年まで作ってたけど、あんまりらしくて

昨日おかゆはした

ノーマルおかゆ

これのが美味しいって

まぁそんなもんかー

胃が休まれば良いか、という精神で

 

気持ちぱらぱら

まくっては閉じてる

心落ち着かない日々だから

めくる頁もいまいちネガティブになりがちだから

ちゃんと読まずぱらぱらめくる様にしてる

真面目に向かいあっちゃ駄目

こういう時のネガティブは

ぱらぱらめくっちゃえばいい

そのうち、きっと、落ち着いたものが出てくるから