ココロノカイテイ

読むこと、綴ることがとにかく好きです

行きつ戻りつ 2024 01 06

頭の中でやりたいことが浮かんで

でも大抵動けず終わるけども

同じことずっと思ってる事柄なら、躊躇っても動いてみようかな、と思う2024年

行きつ戻りつ、でもなんとか

躊躇いはどこかで、誰かの視線を厭うのだけれど

誰かなんて今は居ないから、現れるまでは進んでみるか

現れたら案外小さいかもしれないし

どうでもよくなるかもしれないし

人見知りに臆病は生まれつきなんだから

このままじゃこのままだ

 

今日の夢の中で小さな星のカケラを拾った

カケラは砕けたのだけど、元より大きく複数に割れた

ピンク色のカケラを私は選んだ

誰かや誰かも手を出していた

誰もにぴったりで優しいカケラだといいな

起きた私は思った

悪い夢良い夢 2024 01 05

今日も夢を見た

中学生の頃、散々酷いことを言ってきた異性の同級生の夢だ

夢の中でも悪態ついて、それに夢の私がキレたのだった

胸元掴んで、こちらの言いたいこと言って

怯む彼を捕まえたままで散々とだ

すっとした、本当にすっとした

もうずっとあの頃を繰り返し嫌なのに何度も反芻してしまっていた自分がそこに溶けたから

何も言えず、泣けもせず、1人になるまで耐えたあの頃の自分が少し、丸くなった気がした

 

実際には、私以外になんの変わりもないこの世だ

あの子は今日もそんな昔のことなんて忘れてこの世のどこかに居るし、私も居る

やり返せやしないし、そのつもりもない

ただ私の中で繰り返された忌まわしい過去に、少しの、一瞬の安らぎが与えられただけだろう

夢の中の私は怒っていたし、また嫌なことされたんだし、良いわけないのに、でも良い夢だった

言いたいこと言えた、でもこの世の私が何も背負うことはない、良い夢だった

言い返せば何かかえる

やり返せば何かかえる

その法則を知っているから、この夢は良い夢だと思える

悪い夢良い夢

今日の私ありがとう

 

はくはく、せかせか 2024 01 04

大きなニュースが立て続いたせいか、心が落ち着かない、らしい

心がはくはくして、寝つきがわるい

ただでさえ寝つきの悪いのが余計に、だ

何も出来ないのに、何かしなくちゃいけない気になり、せかせか

心だけせかせか、何も出来ずはくはく

堂々巡りだ

 

今は立ち止まり、なるだけ普通に、生きる

準備が整ったら、出来ることをする

闇雲には動かない

あとはなんとか自分と折り合いつけて、落ち着こう

心と身体がちぐはぐだと、上手くこの世に溶け込めない気になるから

煮込み混ぜて祈る 2024 01 03

年に一回だけ、カレーを作る

それが1月3日のお昼過ぎ

2人の家にカレーが多いのと、家族がカレーライスが得意じゃないから年に一度

おせちに飽きた頃、カレーライスを幾度か食べて、家族が一度カレーうどんにして食べて、終了

そのカレーを今日煮込んだ

買ってきたカレー粉と家にあったカレー缶の粉とソースと醤油とコンソメと、少しだけコーヒー粉

甘口だけど、缶の粉で辛くなって塩梅が良い

あぁ、三が日が終わる

カレーが家に満ちるとほんの少しだけ、悲しくなるのだ

2人だけの家庭は2人だけなので自由で

子どもは出来なかったけど、寂しいけど、その分大人の自由を咎める気持ちは微塵もない

 

冬の日、家に閉じ籠り、ベッドに入り込むと浮かぶ想像は、いつもムーミン谷のムーミン屋敷

暖かい布団と寒い外からの遮断と田舎の静かな世界に、それと同化するのが幸せだ

冬は好き、静かで綺麗だ

悲しい出来事も忙しい世界も隔ててくれる気がする

心が疲れた時は、心のムーミン屋敷に籠ることにしている

ここは自由だ、少し休もう

 

深い、そこ、まで

深い深いところにきっと

置いてきている、重い自分

見ないように、上へ

嘘吐いて軽くしても

引きずられるのは後ろ髪か

上がるほど痛く

上がるほど辛い

そこが底だと、誰が言う

そこが底だと、決めたのはいつだろうか

上がるほど冷たくなる手足を止めて

底へそこへ引っ張られるなら

多分その力は昇るそれなんだろう

反転した世界を見るなら

正直な視界が広がるんだろうな

明日雨でも 2024 01 02

明日は雨の予報。

洗濯物にはいささか辛いが仕方なし、だ。

雨がなきゃ困ることもあるし、晴れもそうなんだし。

 

地震の怖さに昨日は落ち込んで。

アラームと少しの揺れにこんなに揺れた精神を見ると、被災地はどれほどかとまた落ち込んだ。

今朝までになんとか、自分を立て直す。

今、ここにある、ここにあれるなら、ここで出来る限り普段通りに生きよう。

そして出来ることをする。

それしかないし、それでよしとした。

北陸のもの、買おう。

ちゃんとしたとこへ、寄付しよう。

とりあえず、そこから。

今見える視界で、出来る限り、だ。

 

誰のもとにも虹がかかりますように。

順番

待っている順番の先に何があるか知らない

今の自分なら知りようがないのに

そこに誰かのどこかの悲しみを映して

震えて並ぶのはなんて滑稽

ただここにあって

ここにないものを思わず

どこかになら祈って

ただあるものを知ること

出来ることをすることだけ

ただそれだけを年頭に置いてみる