ココロノカイテイ

読むこと、綴ることがとにかく好きです

温度知らず

嫌なこと、思い出す ふつ、と、沸く 上昇する温度に火傷しかける 嫌なこと、当たる ふつふつ、と、沸いてく ヒリヒリと刺激が痛む 思い出しながら、並行して痛みと並べない 我慢強いほど、我慢強く痛めつけられたほど、傷跡も傷も深い 火傷に熱湯なんて当て…

深い、そこ、まで

深い深いところにきっと 置いてきている、重い自分 見ないように、上へ 嘘吐いて軽くしても 引きずられるのは後ろ髪か 上がるほど痛く 上がるほど辛い そこが底だと、誰が言う そこが底だと、決めたのはいつだろうか 上がるほど冷たくなる手足を止めて 底へ…

順番

待っている順番の先に何があるか知らない 今の自分なら知りようがないのに そこに誰かのどこかの悲しみを映して 震えて並ぶのはなんて滑稽 ただここにあって ここにないものを思わず どこかになら祈って ただあるものを知ること 出来ることをすることだけ た…